小泉岳(こいずみだけ)
小泉岳(標高2,158m -表大雪-)は、赤岳と白雲岳の間にあります。
この山はこれといったピークがなく、稜線上に標識があるだけで山頂という感じはしませんが、赤岳からは見えない日高連山なども天気が良ければ見ることができます。周辺は大雪山の中でも最も高山植物の種類が豊富で、大雪山固有種のホソバウルップソウなどの高山植物観察コースとしては最適。
小泉岳の名前の由来は、明治〜大正時代に大雪山全体の地質や植物を初めて本格的に調査した植物学者、小泉秀雄氏の功績を称え、小泉岳と命名されました。