島歌郵便局の場所

日本海を国道229号で南下して行くと、寿都町~島牧村と過ぎて茂津多トンネル(1974メートル)を過ぎると「せたな町」に入ります。
この長いトンネルが道央との境目で、ここからが道南と言われるエリアになります。

せたな町は北檜山町、瀬棚町、大成町と3つの町が合併して、「せたな町」になりました。それぞれの町は個性的で独立しています。北海道の中では歴史も古く、町の探索にはことかきません。

 

島歌郵便局

島歌という地名も実にユニークです。地図を見ると島歌川というのがあるので、そこから付けられた地名なのかと思います。
この島歌郵便局を知ったのは、札幌にある「北海道開拓の村」でした。

旧島歌郵便局

北海道で近代郵便の取り扱いが始まるのは明治5年(1872)で、島歌には明治19年(1886)に郵便局が設置されたといいます。この建物は1902年(明治35)に施工されたものを、開拓の村に移築したとありました。
何度も村を訪れているうちに、この郵便局を描いてみたくなりました。どうせ描くなら雪の降るときにと思い、冬に出かけて描きました。

 

 

旧島歌郵便局(札幌市・開拓の村)

せたな町を訪れる時に、この建物があった場所を見てみたいと思いました。

その時の写真がありますので見てください。
どうみても、近隣に住宅はなく誰が郵便物を出しに来るのかと不思議でした。

 

 

写真は現在の島歌郵便局です