定山渓鉄道      

大正7年定山渓鉄道は、札幌の奥座敷といわれる定山渓温泉と現在のJR白石駅までを運行していました。当時は1時間30分かかったようです。
全盛期は戦後復興で夜間発の往復と、ビール券、とうきび、枝豆、温泉利用をセットにした「月見電車」を走らせたのが当たりしました。

こうした中で札幌市が地下鉄南北線の用地買収を申し出ます。(地下鉄は南区で地上にでる地帯)会社はこれに応じて、1969年に鉄道部門を廃止し、代行バスが運行されていたバス系統と統合して、定山渓鉄道は1970年(昭和45)に廃止しました。