徳富蘆花文学碑 ー陸別町

徳富蘆花は関寛斎とトルストイの思想に共鳴しており、寛斎の招きで陸別にきました。当時、陸別は陸の孤島でしたが、根室線が開通し池田から北見に向けての鉄路が開通し、ようやく叶えることとなりました。

碑 文

北海道十勝の池田駅で乗換えた汽車は、
秋雨寂しい利別川の谷を北へ北へまた北へ北へとって駛って、
夕の四時淕別駅に着いた。
明治四十三年九月二十四日、網走線が淕別まで開通した開通式の翌々日である。