木材の街・朝日町

今日から上士別の隣町である朝日町を何枚か描きます。

元々朝日町は上士別町に組み込まれていました。それが上士別から独立して村を設立したという経緯があります。
上士別の奥で今でも奥士別という地名が残されています。

士別市の地図を見ると朝日町の範囲が広いのに気が付きます。
山々山々で住宅地は狭いエリアに集中しています。

明治に入り新政府は皇室財産の基礎固めが急務となりました。
官有林・原野・鉱山などを皇室財産に編入する目的で土地の呼び名を統一し、御料地というようになります。御料地区画の中には、農耕地として開墾可能な原野がかなり含まれていました。朝日町の御料地は明治38年から貸し付けが始まりました。

朝日町は林業で発展した町です。
それを象徴するのが材木の山々です。