明治16年(1883年)に静岡県出身の依田勉三率いる晩成社が入植したのが開拓の始まり。
従って、官主導の屯田兵や旧幕府家臣による開拓ではありませんでした。
1895年(明治28年)に通称十勝監獄が開設され、受刑者によって大通が整備され市街地が形成されました。
市街は計画的に整備されており、帯広駅を中心に碁盤目状の区画が四方に広がり、大通公園から北東、北西、南東、南西に対角線方向の道路(火防線)が設けられています。
農業を主要産業とする十勝地方(約35万人、1市16町2村)の中心地であり、農産物集積地、商業都市としての役割を担っています。