野付半島は標津町から別海町にある細長い半島
潮流によって運ばれた砂レキが堆積し延長26kmの日本最大の砂嘴(さし)半島です。これが奇妙な形で、まるでエビか鎌の姿をしています。
写真がその半島ですが、この半島に途中まで車で行けます。崎に向かって走ると右手は野付湾、左手は根室海峡となります。
幅が30mしかないところもあり、晴れた日は最高のドライブコース。
ところが、この半島に行くには入口は一カ所しかありません。入口は標津町からになります。
野付湾は、水深1~5mと大変浅く、海底には「アマモ」と呼ばれる藻が大群落をつくっており、このアマモに北海イシマエビが生息しています。北海イシマエビは売店でも販売しています。
エビ漁のために出されるのが「打瀬舟」です。スクリュー船だと水深が浅くアマモがからんでしまう為、三角帆を立てて風を利用して漁をします。
これがまた絵になります。