大沼・三保の松原(静岡県)・邪馬渓(大分県)と新日本三景にも数えられる景勝地。この大沼国定公園は渡島半島の中央部、七飯町・鹿部町・森町の3町にまたがっています。
道南の秀峰駒ヶ岳(1,131m)と、その山麓に点在する大沼、小沼、蓴菜(じゅんさい)沼の大沼三湖があり、山と湖の景観を一体になっています。
北海道新幹線の終点である新函館北斗駅からは車で20分ほど。函館市の中心部からは北へ20km程のところです。
 
1859年(安政6年)に函館が開港されると外国人が訪れるようになりました。湘南の江の島と同じで、外国人が行楽で行ける範囲がここまででした。
また、1881年(明治14年)に明治天皇が本道へ行幸した際には休憩に立ち寄るなど、古くから道南随一の景勝地として知られていました。