山田洋次「家族」ー中標津町
『家族』は、1970年に松竹で制作された山田洋次監督の映画。
倍賞千恵子を「民子」という役名で起用した、いわゆる民子3部作(本作、1972年の『故郷』、1980年の『遙かなる山の呼び声』)の第1作です。
長崎県の小さな島を離れ、北海道の開拓村まで旅する一家の姿をオールロケーションでドキュメンタリー風に撮った異色作。
1970年のキネマ旬報ベストテン1位に輝くなど、山田洋次の代表作の1つとなりました。
中標津町には「家族の中標津駅跡」碑と「家族の開陽台」碑があります。