明治2年 分領支配制度・石狩国

北海道の分領支配11カ国86郡を一国ごとに紹介します。

本州の県人が、津軽海峡を渡って北海道に入ってきました。

石狩国

国 名

郡 名

管轄者

支配期間

備  考

 

 

札幌郡

開拓使

2.8-

赤が開拓使管轄

 

 

石狩郡

兵部省

2.8.20-3.1.8

 兵部省は会津降伏人処置のため

 

 

浜益郡

増上寺

3.10.10-4.8

徳川家の菩提寺

 

 

厚田郡

開拓使

2.8-

開拓使管轄

 

石狩国

上川郡 

 

(いしかり)

樺戸郡

山口藩

2.8.28-4.8

旧長州藩

 

9

雨竜郡

 

 

夕張郡

高知藩

2.8.20-4.8

旧土佐藩

 

 

空知郡

伊達英橘

2.10.9-4.8

仙台藩士岩出山領主・
伊達英橘邦直

 

 

伊達勝三郎

 仙台支藩宮床
(みやとこ)

 

 

亘理元太郎

2.11.14-4.8

仙台藩士・
亘理元太郎胤元

 

仙台藩士岩出山領主・伊達英橘邦直
当初は空知(現在の奈井江)が割り当てられた土地でした。
後に当別に移り
現在の当別町開拓者となります。
上記の割り当てで成功したのは伊達邦直だけです。