東内大部山(とないだいぶやま)

士別市東方に位置する標高788.2mの山です。
上士別町兼内地区の北部で名寄市との境界にあります。
上士別町のエリアで正式に地図に名前が掲載されている最高峰の山になります。

実際に上った人のコメントです。
「登山口へと上士別から朝日町に向かい、廃校の小学校跡を過ぎると、北側の地形が隘路を形成する「兼内」から山側に800m弱入ると最終人家である」

変わった山の名ですが、アイヌ語の「ナイ・タイ・ユペ」、川にいる鮫とのことで、訛って「ナイタイベ」となり、「内大部」の字を当てたとという説。
鮫と言えばチョウザメであり、天塩川にも明治から昭和初期にかけては遡上の記録が残っているそうです。下流に位置する美深町では現在チョウザメの養殖が行われています。