士別市東丘の峠

明治32年に屯田兵が入地し、士別市街地周辺の開拓が進みますが、一歩外に行くと未開の森林帯が続いていました。
政府は明治30年に制定した国有未開地処分法により、次々と土地の開放を実施。
原則として一戸五町歩の土地が無料で貸し付けられ、5年間で開墾に成功すると、検査を受け無料で付与されます。このため国の技師が測量に多く従事していました。
士別から天塩川の上流に沿って測量が開始されます。
それが、東丘の峠からでした。

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