大空町は、平成18年3月31日、女満別町と東藻琴村が合併して誕生しました。
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北海道は合併で33の町や村の名前がなくなりましたが、私たちには馴染みの地名は今も残されています。
オホーツク、空の玄関「女満別空港」は健在です。しかし、本州から飛んでくる人たちに「めまんべつ」と呼んでもらうには町の努力が必要でしょう。
「メマンベツ」はアイヌ語の「メムヤムベツ」(冷たい泉が湧いている川)また、「メム・アン・ペツ」(湧き壺のある川)に由来するといいます。町を横断して網走湖に注ぐ川「メマンベツ」が起源のようです。
明治23年、この女満別川が網走湖に流れる湖畔に造林小屋が建てられたのが和人定住の始まりでした。森林から木材を切り出し、伐採した木をイカダにしてマッチ軸の製造工場まで運んだといいます。町の起源を知ると町に親しみを感じます。
網走湖は北海道景観百選にも選ばれており、女満別湖畔には自然が残されています。国の天然記念物「女満別湿生植物群落」やアオサギのコロニーなどがあります。
夏はヨットやカヌーなどが湖上を走り、浅瀬ではシジミ採りのイベントもあり、キャンプ場もあるのでアウトドアーの環境となっています。
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道の駅「メルヘンの丘めまんべつ」は、北見~網走間を結ぶ国道39号沿いにあり、丘陵と地平線の風景は「ほっかいどう」感動させてくれます。道の駅を起点にサイクリングロードが幾つかあります。
丘陵地には7本の木と畑と空が織りなすのどかな風景が印象的。
ここは黒澤明監督の映画『夢』のロケ地としても知られています。映画はゴッホの最後の作品『カラスのいる麦畑』をイメージし、フランスのオーヴェール地方のメルヘンの丘といわれています。