えりも町名の由来は、アイヌ語で「エンルム」(突き出た頭)または「エリモン」(うずくまったネズミ)からという説があります。
この地区は幌泉(ほろいずみ)と言われていた時代が長く、現在も1町(えりも町)で幌泉郡といわれています。
まちの歴史は古く、今から300年以上も前から松前藩の昆布場所として拓かれ、明治13年に戸長役場が置かれて行政の基礎ができました。
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北海道の東南端に位置し、水産資源と自然景観に恵まれ漁業と観光のまちです。襟裳岬の雄大な景観は景勝地ですが、「風極の地」と呼ばれる日本屈指の強風地帯でもあります。風速20~30メートルを体感するのは容易なことです。
断崖絶壁の海岸が続く「黄金道路」や「百人浜」など数多くの景勝地を有し、年間30万人以上の人が訪れています。
コンブ、サケ、ウニなど魚介類の水揚げは、地域経済の主力を成しています。
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襟裳岬は島倉千代子・森進一の歌で全国区となり、昭和45年に「幌泉町」から「えりも町」と改称された経緯があります。
岬の名が町名となったのです。
本町から岬までは15キロで一帯はまさに何もない草原です。