朝日はどこにいても拝めますが、日本で最初に拝めるところは一箇所だけです。
元旦には毎年多くの方が訪れるのが「納沙布岬」です。
日の出を拝もうと思えば、岬までは車で30分はかかりますが、価値のある日の出で突き刺さる日差しを感じます。
誰もが、自然と朝日に向かって手を合わせます。
納沙布岬には北海道で最初に建てられた納沙布岬灯台があります。
その3.7㎞先には歯舞群島の貝殻島が見え、北方領土が間近にあることがわかります。周辺は望郷の岬公園になっており、北方館・望郷の家などの施設があります。北方館を訪れると「北方領土視察証明書」を渡してくれます。また、北方領土返還の著名も受け付けています。
納沙布岬を訪れる時には回り方があります。
北回りと南回りがあるので、半島の先端を一周して根室市内に戻ることです。
行きは急ぐので市内の「明治公園」~「トーチカ」~納沙布岬で30分。
明治公園には国の近代化産業遺産のレンガつくりのサイロが3棟あります。これも見応えがあります。トーチカは戦争の歴史が要塞の形で見ることができます。
帰りは、半島の北側(道道35号)を通り「北方原生花園」があります。季節によって日本の最東端の野の花が咲き揃います。