幸福駅は、帯広市幸福町にあった国鉄広尾線の駅で、1987年の広尾線廃止で廃駅となりました。
昭和48年(1973)NHKで北陸から入植した人たちの小さな幸せを綴ったドキュメンタリー新日本紀行「幸福への旅~帯広」が放送され、当時、旧国鉄・広尾線の「愛国から幸福行き」の切符が1300万枚も売れるという一大ブームとなりました。
(前年には7枚しか売れなかった愛国-幸福間の切符です)
1974年にはこれを元にした歌「愛の国から幸福へ」(歌:芹洋子)も登場。
昭和62年(1987)年の広尾線廃止後も幸福駅は鉄道公園に、
愛国駅は交通記念館として駅舎とホームが残されています。