雄冬岬

雄冬岬(おふゆみさき)の由来は、この辺りの断崖が夕陽に照らされて燃えるように赤く見えたことからアイヌ語の「ウフイ」(燃える)が転じたといわれております。
昭和56年に国道231号線が開通するまでは、陸路で雄冬に達することはできず、交通手段は船のみに限られる「陸の孤島」でした。

地域一帯は厳しい断崖絶壁の中に位置しており、道路が未整備で訪問が著しく困難であったことから「北海道三大秘岬」の一つとされていました。(ちなみに後の二つは室蘭市の地球岬、根室市の落石岬)
秘岬といわれるだけあり、展望台からは雄大に広がる日本海と、ダイナミックな岸壁を一望できます。