島松駅逓所
市名の由来は、元々は「広島村」で、かつて広島県人が開拓を開始したことに始まります。
1968年(昭和43年)に「広島町」。1996年(平成8年)に市制となり、一旦は「広島市」でしたが広島県広島市と紛らわしいので「北広島市」となりました。
明治17(1884)年に広島県人25戸103人が集団移住し開拓がはじまった町です。
道内最古の駅逓所
駅逓は、駅舎と人馬を備えて、宿泊と運送の便をはかるため設置されたもので、開拓期の北海道で重要な役割を果たしました。代表的なものは、島松駅逓所で明治6年札幌本道(今の国道36号線)が開通したのにともなって設けられました。札幌農学校の初代教頭、クラーク博士が帰国の際に立ち寄り、「Boys, be ambitious!(少年よ大志をいだけ)」の言葉を残した場所として知られています。昭和59年国史跡に指定され、当時の駅逓の構造を残す建築物としては道内最古のものです。
ベッドタウン
農村として発展してきましたが、ニュータウンが開発され、札幌都市圏のベッドタウンとして人口が増加。
平成8(1996)年9月に市制を施行。市内にある特別天然記念物「野幌原始林」をはじめとし、国道、道道、高速道路、JR千歳線などの恵まれた交通網等を活かした、まちづくりが進んでいます。