昨日、悲別でー上砂川町

上砂川駅内

『昨日、悲別で』(きのう、かなしべつで)は、日本テレビ系列で昭和59年(1984)3月9日から6月1日(金曜劇場・全13回)まで放送された倉本聰脚本のドラマです。

夢を追いかけて東京に出た若者と、故郷に残って地元で働く若者の心の交流を描いたドラマで、舞台は悲別町(上砂川町が架空の町)でした。天宮良の主演デビュー作。
上砂川町が石炭の街で、三井砂川炭鉱(昭和62年廃鉱)を舞台にしたドラマです。

上砂川駅は、北海道旅客鉄道(JR北海道)の駅(廃駅)で函館本線の上砂川支線の執着駅でしたが、上砂川支線の廃線に伴い1994年(平成6年)5月16日に廃駅となりました。

上砂川駅が「悲別駅」として撮影され、撮影後「上砂川駅」の駅舎や駅名標の裏に「悲別駅」と書かれるようになり、また、乗車券に小型の「悲別駅」のスタンプが押されて発券されていました。
平成6年に上砂川線が廃止になった後に、現在の場所に移設、時刻表や改札などをそのまま残し、ロケ当時の写真などを展示し、ホームに出ると2台の車両が設置されています。