美空ひばり「美幌峠」歌碑 ー美幌町

昭和61年発売の美空ひばりの『美幌峠』を記念して『美幌峠』歌碑が立てられています。
美空ひばりの「歌碑」は全国に多いのですが、北海道ではここだけです。
本人が亡くなる(享年52歳)前に「元気になったら必ず、見に行く」という手紙が届いており、その手紙とカセットテープが、レストハウス「ぐるっとパノラマ美幌峠」の2Fのラウンジに展示されています。

美空ひばり「美幌峠」  作詞:志賀貢 作曲:岡千秋

 あなた忘れる 旅だけど

 霧が心をまよわせる

 なにも見えない峠に立てば

 にくしみだけが遠ざかる

 ああ さいはての美幌峠に霧が降る

 

 あすはサロマか 裏摩周

 つらくなりそなしぐれ空

 あれは和琴と指さすヒトの

 どこか似ているうしろかげ

 ああ さいはての美幌峠に風が哭(な)く

 

 胸にすがった この指が

 いまはみぞれに泣いている

 蓮葉氷(うすばごおり)にしずんだ湖に

 愛のもろさがにじんでる

 ああ さいはての美幌峠に雪が舞う