内村直也 「雪の降る町を」歌碑」 ー旭川市
1952年(昭和27年)にヒットした内村直也作詞、中田喜直作曲の歌です。
羽越本線 鶴岡駅 南側のタクシー乗り場側に石碑に楽譜が刻まれたプレートが貼り付けられています。唱歌「雪の降る町を」は昭和27年、作曲家 中田喜直が深い雪の降る中 橇に乗って鶴岡市郊外の菅原氏邸から旅館 萬国屋にやってきて、萬国屋でメロディーを湧き出したとされています。
旭川の大雪クリスタルホールには歌碑があります。こちらは、作曲地ではなく作詞地であることを記念してのようです。
劇作家内村直也が昭和48年に旭川で開催された高校演劇の大会の時に、高校生のコーラス『雪の降る街を』をきき感動し、「この歌はこの旭川にこそふさわしい!」と、自筆で歌詞を書き、置いていかれたということです。
平成13年に歌碑を作りました。
内村直也作詞 中田喜直作曲
雪の降る町を 雪の降る町を
想い出だけが 通りすぎてゆく
雪の降る町を
遠い国から落ちてくる
この想(おも)い出を この想い出を
いつの日か包まん
あたたかき幸福(しあわせ)の ほほえみ
雪の降る町を
雪の降る町を 足音だけが
追いかけてゆく 雪の降る町を
ひとりこころに満ちてくる
このかなしみをこのかなしみを
いつの日かほぐさん
みどりなす春の日の そよかぜ