大津 美子「ここに幸あり歌碑」 ー根室市
『ここに幸あり』は、1956年(昭和31年)に公開された同名の映画主題歌。
歌手は、当時新人だった大津 美子(おおつ よしこ)。かつては結婚式のBGMによく使われました。
作詞は、『酒は涙か溜息か』、『船頭可愛いや』、『古城』などを手掛けた北海道根室市出身の作詞家・高橋掬太郎(たかはし きくたろう/1901-1970)。
作曲は、高橋と同郷の飯田三郎です。
根室市役所前庭にあります。
高橋掬太郎作詞・飯田三郎作曲
嵐も吹けば 雨も降る
女の道よ なぜ険(けわ)し
君をたよりに わたしは生きる
ここに幸あり 青い空
誰にもいえぬ 爪のあと
心に受けた 恋の鳥
ないてのがれて さまよい行けば
夜の巷(ちまた)の 風哀(かな)し
いのちの限り 呼びかける
こだまのはてに 待つは誰
君に寄り添い 明るく仰ぐ
ここに幸あり 白い雲