魚影の群れー増毛町

富田屋

『魚影の群れ』(ぎょえいのむれ)は、1983年に出版された吉村昭の短編小説集です。
同じ年の10月に映画化され公開されました。

本州最北端、下北半島の漁港・大間の頑固なマグロ漁師・小浜房次郎(緒形拳)、男手一つで育て上げた娘・トキ子(夏目雅子)、トキ子の恋人で一人前の漁師になろうと志す青年・依田俊一(佐藤浩市)、この3者の愛憎を軸に描いたドラマです。

撮影は下北半島の大間でしたが、ロケ地として増毛町の富田屋旅館も選ばれました。増毛駅前にある建物で、現在も保存されています。三階建ての旅館でした。

隣の、赤い屋根の建物は高倉健の「駅 STATION」で使われた建物です。