ホーレス・ケプロン顕彰碑ー室蘭市

室蘭市入江町に「入江臨海公園」があります。港町むろらんの魂とも言うべき大切な遺産として「7つの碑」が建てられています。

その一つにホーレス・ケプロンの功績を称える碑があります。
碑には次のように刻まれています。

ホーレス・ケプロンはアメリカ農務局長の要職を辞し、日本政府の懇請に応じ「北海道開拓使頭取顧問」を引き受けた。
明治四年八月、初めて日本の土を踏み、在日四年の間、三度未開の北海道を騎馬で精査しそのつど室蘭に寄り港の開発、札幌までの車道を着工させ、室蘭、札幌間の鉄道を早期に着工することを開拓使長官に提言、今日の室蘭港を形成する基盤となった。
明治八年、帰国のあと明治天皇は、「勲二等旭日章」を贈り北海道開発の業績を讃えた。
         1991年10月16日 ホーレス・ケプロン顕彰碑建立期成会