(年表)明治44年<稚内大火>

[1911年4月24日〈明治44年4月24日〉 

4月24日から5月中旬にかけてほとんど降水がなく、強風も続いたため、道内各地で大規模な山火事が発生。焼失面積は158,000haに達しました。
特に宗谷地方では山火事が市街にも延焼し稚内市街は9割が焼失したほか、枝幸市街も大部分が焼失しました。

1911年(明治44年)        
1月12日 レルヒ少佐、日本に初めてスキー術を伝授する
1月18日 大審院、幸徳秋水ら大逆事件被告24名に死刑判決を下す 
2月21日 日米新通商航海条約、調印(関税自主権を確立)
3月1日 帝国劇場開場式               
4月1日 飽寒別(アッカンベツ)尋常小学校(現朱円小学校)所属朱円(シュマトカリ)教授場開設
 
4月3日 東京の日本橋竣工開通式              
4月5日 最初の飛行場所沢の開場式(徳川、日野両大尉によって挙行)
4月7日 市制・町村制改正公布               
4月9日 吉原炎上(新吉原千住など約6500戸焼失)
5月10日 大阪府、日本初の消防自動車購入             
8月30日 第二次西園寺内閣成立               
11月15日 東京市職業紹介所開設               
 強風のため北海道各地に山火事がおこり、10数日間燃え続ける
  内閣総理大臣桂太郎(明治41年7月14日~明治44年8月30日)
     西園寺公望 (明治44年8月30日~大正元年12月21日)
        当時の出版物
  ·   「善の研究」(西田幾太郎)
  ·   「おめでたき人」(武者小路実篤)
  ·   「基督抹消論」(幸徳秋水)
  ·   「此一戦」(水野広徳)            
  ·   「刺青」(谷崎潤一郎)