明治42年<樽前山噴火>

樽前山の噴火史
活動時期
活動
期間
規模 噴火の概要
9000年前
3000年前
     
1667年
(寛文7年)
1年? 大噴火 火砕流が山麓に流下した。
降灰は苫小牧で1~2m、十勝平野~道東にまで達した。
1739年
(元文4年)
1年? 大噴火 火砕流が山麓に流下し、山頂カルデラが形成される。
降灰は千歳付近で50~100cm、大雪山系に達した。
(1804~1817年)
(文化年間)
? 中噴火 火山灰が噴出し、シシャモナイ川に火砕流が流下した。
また、外輪山・中央火口丘が形成された(正確な噴火年月は不明)。
1867年
(慶応3年)
1年 中噴火 白老方面に降灰があった。古期溶岩ドームが形成された。
1874年
(明治7年)
1年 中噴火 南方に降灰があった。古期溶岩ドームが破壊された。
1883~1887年
(明治16~20年)
5年 小噴火 山麓部に降灰があった。
1894年
(明治27年)
1年 小噴火  
1909年
(明治42年)
1年 中噴火 岩塊や火山灰を噴出した。火山灰は山麓に達し、現在の溶岩ドームが形成された。
1917~1936年
(大正6年~昭和11年)
20年 小噴火 この期間に時々噴火した。降灰は山麓部に達した。
1944~1955年
(昭和19~30年)
12年 小噴火 この期間に時々噴火した。山頂付近に降灰があった。
1978~1981年
(昭和53~56年)
3年 小噴火 この期間に時々噴火した。山頂付近に微量の降灰があった。

樽前山を描いた絵があります。

樽前山(苫小牧市)|北海道の熊おやじ〜北海道の179市町村の歴史と観光スポットを水彩画と油絵で紹介します〜 (note.com)