黒岩岬(くろいわみさき)

国道278号は旧戸井町を過ぎて、いよいよ函館市に入り地図を見ると函館空港が目印で、その手前に黒岩岬があります。

「Hakodate Life」のサイトを見ると、この黒岩岬の歴史に触れて書いていましたので紹介します。

冒頭の写真、銭亀町の地名掲示板の横に黒い岩が立っていますね。その周辺は黒岩という地名になっています。黒岩岬近くの海中には黒い岩が散在して、その地名の通りとなっています。

函館市の銭亀町は昭和41年からの町名ですが、合併前の銭亀沢村が前身となります。函館市に合併される前までの銭亀沢村は、明治35年に銭亀沢村と石崎村、志苔村、根崎村の4か村が合併して成立したものです。
その4村が合併前の元々の銭亀沢村があった場所は、銭亀沢村大字銭亀沢村でちょうど今函館市銭亀沢村支所や神社があるあたりでしょうか。現在も支所は銭亀沢という名称になっており、「沢」の字が入っています。銭亀沢とあえて沢がついているので、地名の由来になったのは川や沢であると推測できます。