七面山(しちめんさん)
七面山を調べると山梨県南巨摩郡にある1,989mの山が、この名の山の元祖のようです。文永11年(1274年)に日蓮が開いた身延山久遠寺、また法華経を守護するとされる七面大明神(七面天女)を祀る信仰の山です。
北海道の七面山は、松前町の市街地にある標高187mの山です。
松前町は松前藩があった町ですから、狭い敷地にお寺がたくさんあります。
山には「七面宮」と彫られた石柱と「南無妙法蓮華経」と彫られた石柱があるといいます。「七面宮」には「寛延四年藤原正高建立」と彫られているというので寛延四年(1751年)です。日蓮宗関係の寺社があったのかも知れません。