賀張山(がばりやま)

日高町(旧門別町域)を流れる厚別川の支流賀張川の水源に位置する標高486.9mの山です。厚別川(あっぺつがわ)は日高町と新冠町の境界でもあります。

門別町町史によれば「東蝦夷日誌」には「川上に二ツ家ノ如き岳あり、漁者海上にて是を目的とする故号とも伝。土人是を尊拝し、神酒を供ふと」とあり、アイヌの人たちにとっては古くから神聖な神の山とされていたとのこと。

「賀張」はアイヌ語でカパル、水中の平岩/賀張の三角山/平坦な場所/放牧に適した姿の山という意味のようです。