母恋富士(ぼこいふじ)

室蘭市母恋南町と母恋北町、御前水町にまたがる標高141mの小山です。
山の形が富士山に似ていることからその名がついたと言われていますが、昭和40年代前半から、市内道路舗装化や室蘭港内の埋立目的で山頂部の石材採掘が行われたことから、名称の由来とも言える富士型の山容は失われています。

母恋富士があるこの地域は山に囲まれており、室蘭送信所の電波が届きにくいことから、室蘭母恋中継局が設置されています。

JR母恋駅近くの「安龍寺」近くからトレッキングルートがあり、気軽に登ることができ山頂からは室蘭市街、地球岬を展望できるといいます。