カニカン山
清流として名高い今金町後志利別川の上流に位置する標高980.7mの山です。
寛永時代にゴールドラッシュにわき、現在も各所に金鉱の坑道跡が残っています。
山の名は、アイヌ語の黄金を意味する「カンカン」が転訛したもの。
登り切ると平坦な台地に出て、頂上がその先に小さな高みとなって望まれます。
狩場山や太平山、東方には羊蹄山などが望まれ、頂稜南端からは渡島半島が一望できます。
登山口付近までの公共交通機関はなく、自家用車ではピリカダム左岸または右岸から道道836号線を走り、ダムから登山口まで約10km。
後半3.7kmは未舗装、そのうち1.1kmは林道で登山口には駐車場があります。