カムイチャシ史跡公園から(豊浦町)

カムイシャチから(豊浦町)
油絵 2020年10月作成

カムイチャシとは「神のとりで」という意味で、内浦湾に突き出た茶津岬にあります。

この岬の南側・東側・西側は断崖絶壁になっており、まさに要塞。チャシにはいろいろありますが、これは砦としてのシャチで、海に面しているので、見張り台として最適。

約30mの高さにある史跡公園には、135段のほぼ直角に近い階段を上ります。これ以外には公園に行く道はありません。手すりにしがみ付き到着すると木製の遊歩道や東屋が整備され展望台もあります。展望台に上がると豊浦方面の海岸沿いが一面に広がります。
遊歩道を進むと噴火湾が一望することができ、左手には豊浦の街並みや正面に有珠山が見えます。絵はこの先端からの風景です。

階段を上がる途中にカメラを据えて待機している人が二人おりました。
鉄道を撮る「撮り鉄」で、「もうすぐ来ます」というので、私も階段に座って待機。間もなく礼文駅を出た室蘭本線がトンネルを出て真正面に見えてきました。こちらも絶景・絶景でカメラに収めました。

カムイシャチから