三国峠からのニペソツ山(上士幌町)

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油絵 ベニヤ F8 横455×縦380 2015年制作

この峠を初めて訪れたのは25年ほど前です。

トンネルを過ぎると駐車場があったので停車し、車を下りて息をのみました。そうして鳥肌が立ちました。これまで見たこともない景色が目の前にあったからです。

この時の感動を描きたくて2015年の秋に訪れました。ところが、その景色を見ることができませんでした。

北海道の温暖化は急速に進んでおり、20年前の北海道特有の「緑・赤・黄」の原始林ではなかったのです。それでも気を取り直して描いたのがこの絵です。

三国というので三国連太郎のロケがあった峠かと思いましたが違いました。明治2年に松浦武四郎が北海道を11国86郡に分けた時に、石狩国・北見国・十勝国の境界にあることから付けられたといいます。

大雪山系の東峰々を東大雪と言いますが、その最高峰がニペソツ山です。十勝の上士幌町と新得町の境界で、頂上からの風貌が見る者に威圧感を与えます。ニペソツとは、アイヌ語で「強い繊維を持った木の皮」の意味といいます。

展望台からはニペソツ山(2013m)が正面に聳えます。

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