札幌郊外に「北海道開拓の村」という財団が運営している施設があります。
昭和58年に開村した野外博物館で、開拓時代の建物を移設して展示公開しております。
毎年夏休みには「子ども写生会」が開かれ、作品は園内にある旧北海高校の建物の中に展示されます。
村のメーン道路には、夏には馬車鉄道、冬は馬そりで園内を行き来できます。この道路に植えられているのは「アカシヤの木」で、開村当時は背丈ほどの並木道でしたが大きな木に成長しました。
ところが、平成30年の台風で30数本が倒れてしまいました。この絵は倒れる前の冬道を描いたものですが、今は絵のような整然と並ぶ木を見ることができません。