熊野古道は2004年(平成16)に「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として世界遺産登録されました。長い間、多くの人々の信仰を集めてきた古道。険しい道のりを歩くことが修行とされ、この信仰は平安時代末期から始まったとされています。
古道は紀伊半島を縦横に走り「紀伊路」「小辺路」「中辺路」「大辺路」「伊勢路」の5コースあり、日本人よりも欧米人に人気があるといいます。
「小辺路」は高野山から伯母子岳(1344m)を越え十津川村に入り、熊野本宮大社までの70キロで本格的な登山家の路です。
私の祖父母の家があったのは、この路よりさらに和歌山寄りになります。