秋の金毘羅さん(上士別町)

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油絵 F4号 333X242mm
2019制作

お正月のテレビドラマ「下町ロケット」でハイテク農業の実験が行われていました。

ロボット技術やITCを活用し、人の負担を減らそうというものです。これはドラマの世界ではありません。

私の故郷上士別においても実際に実験が行われています。

私の子ども時代には水田の大きさは一反(31.5m×31.5m=約992㎡)が最大でしたが、いまは拡大され面積は一区画が約130m×最長520mあります。

苗植えで向こう岸に行って帰るだけで1キロメートルあります。私の同級生で農家を継いでいるのは二人だけ、みな都会に出てしまい後継者のいない過疎地では若者のUIターンを迎えるには機械化はさけられません。

上士別の守り神である「金毘羅山」は、変わり果てた町に驚いているでしょう。

 

秋の金毘羅さん(上士別町)