私が上士別町の故郷を離れたのは18歳の時でした。
それから半世紀以上の歳月が経ち、故郷の街並みは大きく変わりました。振り返れば、両親から、この町を開拓した人たちについて聞くことはありませんでした。
兄の2人はすでに亡くなり、語り部として私がどこから来たのか、その経緯を知る手がかりが時間とともに失われていきます。
私が上士別町の故郷を離れたのは18歳の時でした。
それから半世紀以上の歳月が経ち、故郷の街並みは大きく変わりました。振り返れば、両親から、この町を開拓した人たちについて聞くことはありませんでした。
兄の2人はすでに亡くなり、語り部として私がどこから来たのか、その経緯を知る手がかりが時間とともに失われていきます。