大正九年、上士別村の出身府県別戸数は、奈良県出身者は320戸で、二位の宮城県出身者(183戸)、三位の愛知県出身者(105戸)を大きく引離しました。
上士別天塩川南部のいわゆる川南・三郷・成美・大和・南沢地区は、奈良県吉野郡出身の移住者でにぎわいます。
人口が増えるにつれ学校が建てられます。当時は尋常小学校で、順次8校つくられました。しかし、今は上士別小学校1校に統合され、更に中学とも合併です。各学校の卒業名簿を見ると私の父たちの名前があります。
現在の上士別町成美地区にある「吉野神社」を下りてきたところで描いたものです。