十勝岳連峰(東川町)

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水彩 横670×縦240
2015制作

大雪山国立公園の南部に位置し、北東から南西へと連なるのが十勝連峰です。

連峰の中心は活火山の十勝岳(2,077m)で、この山はたびたび大爆発を起こし、山麓の町村に多大の被害を与えています。

三浦綾子の小説「泥流地帯」は、大正15年の大噴火で、上富良野の実在の兄弟を取材した作品です。近年では昭和63年に噴火していますし、噴火の予兆はたびたびあり緊迫した時期があります。

美瑛の「青い湖」は噴火でできた観光名所です。十勝岳を中心にして、美瑛岳(2,012m)、富良野岳(1,912m)、オプタテシケ山(2,012m)、上ホロカメットク山(1,920m)がずらりと並び壮観です。

旭岳連峰と十勝岳連峰を繋いでいる山がトムラウシ山(2,141m)です。層雲峡の黒岳から富良野岳までが大雪山系ですが、これから南に日高山脈(トマムなど)が連なり、襟裳岬の太平洋に落ち込んでいきます。

北海道の中央にそびえるこの山々は、明治時代に中央と十勝・道東の交通を遮断していました。滝川から釧路まで開通した根室本線は、明治40年のことです。