はまます郷土資料館 水彩画 横910×縦727 2017年制作 北海道の日本海漁場は鰊と共に北上し留萌管内の小平にまで達します。 漁場を仕切る網元はヤン衆を番屋に寝泊まりさせ鰊を待ちました。 はまます郷土資料館は、明治32年に建てられた元白鳥家の番屋を今によみがえらせました。 番屋を復元したり、小樽の祝津高台に移築して観光名所にしているのが多いのですが、浜益の番屋は違います。 当時と同じ場所に復元しているため、番屋を出るとそこは群来が押し寄せたハママシケの浜なのです。ヤン衆たちが浜から上がり、玄関に入ってきた臨場感があります。実に楽しい資料館です。