春の尻別岳(京極町)

DSC_1428
油絵 F8 ベニヤ 横455×縦380
2015制作

尻別岳と羊蹄山を良く間違えます。尻別岳の標高は羊蹄山の半分ほどですが、「羊蹄だ」と思って顔を右に向けると二倍ほどの羊蹄山が現れます。

この羊蹄山を地図で見ると「後方羊蹄山」と記載されています。かつては尻別岳を「前方羊蹄」と言われていたこともあるそうです。

蝦夷の探検家、松浦武四郎でさえ尻別岳を見て、後方羊蹄山(しりべしやま)と記載したといわれています。

初めて残雪の尻別岳を描きに向かいました。雪がある山は岩肌が良く見えるので表現が面白くなります。秋になると、また山は変化するでしょう。

 

春の尻別岳(京極町)