昆布岳

昆布岳(真狩村) 油絵 A4号 横333x縦242  2022年3月制作

昆布岳(標高1,045m)は虻田郡豊浦町と虻田郡ニセコ町とにまたがり、ニセコ連峰の南、尻別川を挟んで対峙する独立峰的な山です。
山頂部分が突出しているため、どこから眺めても印象的なのですぐに分かります。

ユニークな名前ですが、大津波でこの付近に昆布が引っ掛かったという言い伝えからという説がありアイヌ語では「コンポ・ヌプリ」(小さなコブ山)を意味し、漢字表記は当て字です。
昔は混保岳と表していたといいます。

標高は1000mですが、山麓の広がりは羊蹄山を上回ります。これが良く分かるのは留寿都村のルスツスキー場の橇負山(そりおいやま)標高715m展望台からでした。(車で上がれます)
この絵を描いた場所は、留寿都村から細川たかしの真狩村に向かって道道66号を下って行ったところからです。右を見ると羊蹄山、左を見ると昆布岳でした。