さらべつ名の由来は、アイヌ語のサラ・ペツ(葦や茅が生い茂る地)に漢字を当てはめたことからきています。

イタラタラキ駅逓の場所

明治29年頃、広尾道路が敷設され南九線付近にイタラタラキ駅逓が設置。この近くに吉川茂吉が定住したのが更別の始まりでした。
明治30年に植民区画が測量されましたが入植希望者はなく、明治38年に勢雄Ⅰ線道路が開通し富山出身の山田嘉一郎が兄弟とともに入植します。
兄弟は明治31年に糖内に入っていましたが土地が狭く移動したものです。

大正に入り、大正6年に南原耕作率いる島根団体が入植し、その後団体移住が続きようやく活気をおびてきました。
昭和5年に広尾線の更別駅ができ、市街地が形成され更に団体移住が進みました。昭和22年に現在の帯広市から分村し、村名を更別村としました。

更別村は、帯広空港から車で南へ10分の所にあります。
本村は、農家1戸当たり東京ドーム約10個分(50.2ha)の農地を有する 日本随一の大型農業の村であり、食糧生産基地です。

FIA公認サーキット

広大な十勝平野を一望する丘に総工費100億円をかけ、平成5年に完成。
北海道の自然が持つ魅力を最大限にいかしたF1レースも可能なFIA公認サーキットで、毎年ビッグレースが開催されています。
1万人収容のメインスタンド、ハイテク機能を備えたコントロールタワーなどを有し、全国有数のモータースポーツのメッカとして、「北海道クラブマンカップ」や「全日本ママチャリ耐久レース」など、一年中多彩なイベントが開催されています。