あやめヶ原は、厚岸町から厚岸大橋を渡り浜中町霧多布へ通る道道123号線の途中にあります。北太平洋シーサイドライン「岬と花の霧街道」の景勝地の一つにもなっています。
標高100mの位置で、広さ約100haの広大な原生花園。
散策路があり、約30万株のヒオウギアヤメをはじめ、ハクサンチドリやキンポウゲなど100種類以上の植物が鑑賞できます。

エゾフロウ (蝦夷風露)   (あやめが原で撮影) 

この「エゾフロウ」は、アヤメが咲き乱れる中にポツンとありました。

フウロソウ科 フウロソウ属の多年草。日本固有種。
北方領土を含む北海道から本州の東北地方北部にかけて分布し、海岸近くから山地にかけての草原に生えています。
高さ30~80cm。葉は幅5~10cmで基部近くまで掌状に5深裂し、さらに裂けて細片となります。