神田日勝(かんだにっしょう) 昭和12年12月8日~昭和45年8月25日 十勝・鹿追町の農民画家。 笹川地区で農業を続けた戦後開拓者最後の人。 NHKの朝ドラ「なつぞら」 十勝の実在・・・ (続きを読む)
北の美術館「北海道北部を占領せよ!」2019年6月 通算65号
つきさっぷ郷土資料館(札幌市豊平区) 札幌の月寒地区に郷土資料館があります。昭和16年に建てられた赤レンガの旧陸軍北部軍司令官官邸が資料館になっています。戦後は占領軍に接収され、その後昭和25年から5・・・ (続きを読む)
北の美術館「北海道の廃線(旧千歳線)」2019年5月 通算64号
北海道初の特急「おおぞら」 「特急おおぞら」は私たちの世代には懐かしい列車です。 小樽廻りの「急行宗谷」で函館まで10時間。夜中の青函連絡船で3時間50分。青森から上野までは「急行八甲田」で11時間。・・・ (続きを読む)
北の美術館「北海道の廃線(旧美幸線)」2019年4月 通算63号
村上春樹の「羊をめぐる冒険」 ノーベル文学賞候補の常連となっている村上春樹ですが、彼の小説の舞台になったと言われている場所が北海道にあります。 昭和60年に廃線となった美幸線(びこうせん)の終着駅『・・・ (続きを読む)
北の美術館「北海道の廃線(旧広尾線)」2019年3月 通算62号
幻となったロックハート城(広尾町) 広尾町サインのデザインにもなっている「サンタランド」は、1984年ノルウェーのオスロから日本で唯一の認定を受けたものです。 それを知った俳優の故津川雅彦が1988・・・ (続きを読む)
北の美術館「余市のりんご」2019年2月 通算61号
余市のりんご 「緋の衣」は、旧会津藩士が余市で国内初の民間栽培で商品化に成功したりんご。幕末、考明天皇が松平容保に与えた「緋の御衣」から名付けられた。現在では幻の品種で、余市町の農家から原木の枝を譲り・・・ (続きを読む)
北の美術館「宣教師ニコライ 函館市」2019年1月 通算60号
北海道ゆかりの人たち 宣教師ニコライ(イワン・カサートキン) 1836(天保7)~1912(明治45) ハリスト正教会3代目司教 1861年(文久元年)、キリシタン禁制下の箱館に着任。後に東京の神田駿・・・ (続きを読む)
北の美術館「郷土を知る」2018年12月 通算59号
平成30年(2018)は、明治から150年ということもあって様々なイベントが続きました。北海道を知る良い機会でしたが、50年後の2068年まで片隅に追いやられるのは寂しいことです。 明治維新後、北海道・・・ (続きを読む)
北の美術館「平成30年北海道胆振東部地震」2018年11月 通算58号
平成30年北海道胆振東部地震 震源地が厚真町(あつま)と聞いた時に、厚真町がどこにあるのかを知る人は少ないと思います。 朝の天気予報で「胆振(いぶり)地方は晴れ」とする地域は室蘭市をいいます。胆振・・・ (続きを読む)
北の美術館「観光客が行かない旭川巡り」2018年10月 通算57号
旭川のはじまりはここから 札幌から国道12号で旭川大橋(忠別川)を渡り、一本目の交差点を右折すると一条通に入ります。この一角を曙地区といいます。 明治23年、永山屯田兵屋建築のため、流送してくる原木を・・・ (続きを読む)