河西(かさい)鉄道 十勝の清水町と鹿追を結ぶ39.5キロの地方鉄道です。 大正9年4月に日本甜菜製糖清水工場が完成し、製糖原料の甜菜を集荷するための専用鉄道を下清水ー鹿追間、北熊牛ー南熊牛間、下幌内ー・・・ (続きを読む)
鉄路の旅 96 (十勝鉄道)
十勝鉄道 大正8年、帯広に北海道製糖会社が設立されました。翌年から大正村(帯広市の南東部河西郡)の工場で操業を開始。各地に直営農場を設け、集約栽培をし分散していきました。 大正9年11月に生産原料の甜・・・ (続きを読む)
鉄路の旅 94 (雄別鉄道)
雄別鉄道(ゆうべつてつどう) 根室本線釧路駅から、阿寒郡阿寒町(現・釧路市阿寒町)の雄別炭山駅までを結ぶ鉄道路線で、北海道炭砿鉄道会社が地方鉄道敷設を出願し、石炭採掘と輸送を目的に大正8年に設立されま・・・ (続きを読む)
鉄路の旅 93 (根室拓殖軌道)
根室拓殖軌道 根室町から花咲郡歯舞村までを結んだ軌道です。 昭和4年10月に根室ー婦羅理(ふらり)間13.6キロが蒸気動力で開通し営業を開始。更に、12月には残る婦羅理(ふらり)ー歯舞間1.6キロも開・・・ (続きを読む)
鉄路の旅 79 (北海道拓殖鉄道)
北海道拓殖鉄道(ほっかいどうたくしょくてつどう) 国鉄根室本線新得駅から分岐して、河東郡上士幌町の国鉄士幌線上士幌駅までを結んでいた地方鉄道です。 拓殖の由来は農産物や木材の輸送を主目的にした鉄道で、・・・ (続きを読む)
鉄路の旅 74 (地方鉄道22路線)
大正11年4月10日、国有鉄道の地方支線の改正鉄道敷設法が公布されました。 これにより支線建設が法律で義務付けされ、毎年各地方に短距離の敷設工事の助成金をバラまくことができ、政友会内閣の基盤を確立しよ・・・ (続きを読む)
鉄路の旅 73 (原敬内閣による地方鉄道)
1918年(大正7年)、政友会を率いる原敬によって日本国初の政党内閣が成立しました。原内閣の政策は4つありましたが、その一つに「交通機関の整備」がありました。 工業化から取り残された地方や農村の生産・・・ (続きを読む)
鉄路の旅 67 (根室線)
根室線(ねむろせん) 根室線は根室本線とは違います。北海道の道東を旅する時は、かつてあった「鉄路」を知っておくと旅が更に面白いものになるでしょう。 根室線とは根室ー別海ー標茶ー中標津ー標津の5か町村に・・・ (続きを読む)
鉄路の旅 63 (幌呂線)
幌呂線(ほろろせん) 居村の、もと舌辛(したから)村の一部と雪裡線の下幌呂停留所から分岐して、幌呂川上流の新幌呂へ通じる植民軌道です。 昭和4年11月に下幌呂ー上幌呂間15.5キロが開通、昭和18年1・・・ (続きを読む)
鉄路の旅 62 (雪裡線)
雪裡線(せつりせん) 鶴居村の中雪裡と釧路市新富士を結ぶ28.8キロの植民軌道です。 雪裡、幌呂(ほろろ)、久著路(くっちょろ)の三原野がある鶴居村には、大正元年ころから団体入植が相次ぎました。 また・・・ (続きを読む)