札沼線ー現・学園都市線 1 札沼線は函館本線の桑園駅から分岐して石狩川右岸を北進して留萌本線の石狩沼田駅に達する延長117.3キロの地方線のことです。 石狩川左岸は現在の函館本線が開通し利便性が高まっ・・・ (続きを読む)
鉄路の旅 108 (長輪線ー現・室蘭本線)
長輪線(おさわせん)ー現・室蘭本線 「ちょうりんせん」と覚えていたのですが、「おさわ」が正解でした。 長万部ー室蘭間の鉄道建設に注目されだしたのは、後藤新平と大浦兼武が明治42年に相次いで来道してか・・・ (続きを読む)
鉄路の旅 101 (三菱大夕張鉄道)
三菱大夕張鉄道 夕張市の大夕張炭山(二股)と国鉄夕張線(廃線となった夕張線)の清水沢を結んでいた地方鉄道です。 夕張を起点として終点が旭川の国道452号は、この大夕張炭山(二股)と並行して通っており清・・・ (続きを読む)
鉄路の旅 95 (日高拓殖鉄道ー後の日高本線)
日高拓殖鉄道ー後の日高本線 苫小牧から浦河を経て十勝の広尾に達する鉄道は明治26年には道庁鉄道部によって調査が行われていました。しかし、財政上の問題で工事には至りませんでした。 その後、鵡川、沙流川上・・・ (続きを読む)
鉄路の旅 91 (軽石軌道)
軽石軌道(がるいしきどう) 軽川(現在の手稲)村と石狩町を結ぶ馬車軌道です。大正9年11月に軽川村の近藤信太朗らに許可が下りました。 翌年5月に資本金5万円で会社を設立し、軽川-花畔間(8.21キロ)・・・ (続きを読む)
鉄路の旅 90 (札幌市街馬車鉄道)
札幌市街馬車鉄道 明治35年5月、札幌石材合資会社は「穴の沢(のちの・石切山)」産出の石材を札幌停車場横の石材工場に運搬する目的で、山鼻村を経由して南一条西十一丁目を横断する平岸村ー穴の沢ー札幌停車場・・・ (続きを読む)
鉄路の旅 88 (江別人力軌道)
江別人力軌道 鉄路の牽引には様々なものがありました。その究極が人による牽引です。 この人力軌道は北海道だけでなく全国でもありました。 明治35年3月、江別村の回漕業らが江別停車場ー江別川堤防間の、人力・・・ (続きを読む)
鉄路の旅 86 (余市臨海鉄道)
余市臨海鉄道(よいちりんかいてつどう) 余市港と函館本線余市駅を結んだ私鉄の鉄道です。 昭和4年2月に認可が下りて、昭和5年2月に資本金20万円の余市電鉄㈱を設立。 直ちに工事に着手しましたが、資金不・・・ (続きを読む)
鉄路の旅 83 (洞爺湖電気鉄道)
洞爺湖電気鉄道(とうやこでんきてつどう) 昭和3年、鉄道省長輪線(現JR北海道・室蘭本線)の静狩 – 伊達紋別間が開通し、虻田町の町域南部に虻田駅(現・洞爺駅)が開設されることが決定したの・・・ (続きを読む)
鉄路の旅 81 (胆振縦貫鉄道)
胆振縦貫鉄道(いぶりじゅうかんてつどう) 伊達紋別ー喜茂別間を結ぶ57.6キロの地方鉄道です。 昭和12年5月から工事が始まりました。すでに京極ー喜茂別間の胆振鉄道が開通していましたが、喜茂別停車場は・・・ (続きを読む)