北見鉄道 小清水村市街地と網走線(現在の釧網本線)止別(やむべつ)停車場を結んだ地方鉄道です。 網走ー斜里間は当初は網走線の延長として測量がおこなわれ、大正11年に工事に入りました。小清水村では測量に・・・ (続きを読む)
鉄路の旅 74 (地方鉄道22路線)
大正11年4月10日、国有鉄道の地方支線の改正鉄道敷設法が公布されました。 これにより支線建設が法律で義務付けされ、毎年各地方に短距離の敷設工事の助成金をバラまくことができ、政友会内閣の基盤を確立しよ・・・ (続きを読む)
鉄路の旅 73 (原敬内閣による地方鉄道)
1918年(大正7年)、政友会を率いる原敬によって日本国初の政党内閣が成立しました。原内閣の政策は4つありましたが、その一つに「交通機関の整備」がありました。 工業化から取り残された地方や農村の生産・・・ (続きを読む)
鉄路の旅 51 (藻琴線)
現在の網走市内にあるJR釧網本線藻琴駅から、藻琴川に沿って南下し現在の大空町を縦断し、藻琴山の懐に入り込む形で延びていた植民軌道です。 この路線は、簡易軌道となってからは東藻琴村営軌道と呼ばれていまし・・・ (続きを読む)
鉄路の旅 48 (斜里線)
現在の斜里郡斜里町から海岸沿いに東進し、同町内の知布泊に達していた路線です。 当路線には「斜里」「東斜里」「一本木」「赤上」「朱円」「海別」「島戸狩」「幌泊」「知布泊(現・日の出)」の停留所がありまし・・・ (続きを読む)
鉄路の旅 43 (北海道植民軌道)
北海道植民軌道は北海道だけの軌道 昭和47年5月に「浜中町営軌道」を最後に北海道の簡易軌道(植民軌道)はすべて廃止になりました。 大正14年5月から、根室線厚床から中標津原野まで試験的にはじまった植民・・・ (続きを読む)
鉄路の旅 28 (旧白滝駅)
JR石北線旧白滝駅は旧とありますが、正式駅名も「旧白滝駅」といいます。 旧白滝駅は1本のみ停車した下り列車で、遠軽高校に通う一人の女子高校生のために存在していた駅です。 2016年(平成28年)3月2・・・ (続きを読む)
「ジョセフ・ユーリー・クロフォード」を加えました
北海道ゆかりの人たちに「ジョセフ・ユーリー・クロフォード」を加えました。 明治11年に北海道開拓長官黒田清隆がアメリカから招いた鉄道技術者です。 クロフォードの記念館は小樽の手宮と三笠の記念館に、銅像・・・ (続きを読む)
鉄路の旅 26 (軽便鉄道法)
明治末期の北海道の鉄道敷設は政党、地元有力者、企業、住民など様々な絡みを持ちながら進められました。 そうして、明治43年2月に軽便鉄道法案が議会に提出されます。 この法案は、出願手続きを容易にし、何よ・・・ (続きを読む)
鉄路の旅 17 (昭和9年の鉄道路線図)
北海道の昭和9年当時の鉄道路線図 北海道の炭鉱が全盛期時代は、岩見沢を中心に鉄道が張りめぐらされています。 昭和9年の記事を調べてみると、次のような時代でした。 東海林太郎の【赤城の子守唄】が発表。映・・・ (続きを読む)