花々

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油絵 SM 縦227×横158
2017制作

壁に絵を掲げると、突然窓を取り付けたように感じるものです。
殺風景だった壁に窓が出来、外の空気が流れます。絵というのは、時間を越えてタイムマシンの役割も果たしてくれます。冬だというのに夏が来たり、春が来たり、また懐かしい故郷が、そこに蘇ります。

昭和30年代後半より首都圏に団地が建てられ住宅事情が変わりました。そうして、みるみるマンションが都市部に乱立しました。

面積の大きな壁や天井、床に自分なりの工夫をしてみると、居心地が変わり気分転換になるものです。