町名の由来はアイヌ語の「リクンペッ」(rikun pet、高い所にある川)から。

関寛斎夫妻

1901年(明治34年)-斗満に関又一が入植。翌年-斗満に関寛斎(関又一の父)が入植。
大正8年、
淕別外1村戸長役場が設置。大正12年淕別村となる。

明治35年、関寛斎72歳の時、千葉県から十勝国本別村斗満(現十勝管内陸別町斗満)に関農場として入植し開拓の祖となりました。
十勝国と北見国の国境にある日本一寒い町です。この厳寒地に開拓の鍬を入れ「関大明神」と慕われました。
寛斎について、徳富蘆花、司馬遼太郎、 城山三郎など多くの作家が書いております。最後は服毒自殺でした。このことについては、別の項で紹介します。

りくべつ宇宙地球科学館

銀河の森天文台

昭和62年度に環境庁(現:環境省)より「星空の街」に選定され、平成9年度には「星空にやさしい街10選」に認定されました。
この自然環境を活かし「りくべつ宇宙地球科学館(愛称:銀河の森天文台)」があります。

天文台は一般公開型天文台としては日本最大級の115cm反射望遠鏡をはじめ、30cmクラスの小型望遠鏡4基、4連太陽望遠鏡等を備える公開天文台です。
名古屋大学太陽地球環境研究所の「陸別観測所」と国立環境研究所の「陸別成層圏総合観測室」が併設されており、主に成層圏・対流圏の大気やオーロラ等の研究を行っています。